
薬剤師の仕事が嫌だなぁ。薬剤師以外の仕事もしてみたいなぁ。
と思ったことありませんか?
薬剤師は大学から薬学部に通わないといけないので、ずっと薬学一直線で来た人も多いはず。
でも、ふと「薬剤師以外の仕事って楽しそうだな。」って考えたことありませんか?
そんな悩める薬剤師さんに薬剤師以外の仕事に転職する方法を紹介します。



記事を書いているのは、薬剤師も薬剤師以外の仕事もしたことある30代ママです!わかりやすく解説します♡
薬剤師におすすめの薬剤師以外の仕事5選





薬剤師って薬剤師以外の仕事でなにができるのかな?
と考えたことありませんか?
薬剤師は、医療や薬学分野はもちろん、化学の知識もあることの証明になります。
そのため、ヘルスケア業界や化学メーカーなどへの就職が可能ですよ。



具体的におすすめの職種を紹介します。
患者さんに寄り添って新薬の開発できる治験コーディネーター
薬剤師におすすめの仕事に「治験コーディネーター」があります。
治験コーディネーターはCRCとも呼ばれ、院内で医師が治験を進行するお手伝いをする職業です。
具体的な仕事内容は次のとおり。
- 治験実施計画書(プロトコル)の理解
- 治験で使用する資料の準備・作成
- 症例報告書の作成
- 検査機器の管理
- 患者さんの来院スケジュール管理
- 有害事象が出た場合は、その報告対応
医師の代わりに治験に入れそうな患者さんをスクリーニングすることもあります。
患者さんの傍に寄り添って、新薬の開発に携われるやりがいのある仕事です。
仕事も多岐に渡るので、薬剤師のルーチン業務に飽きた人にもおすすめです。



書類作成が多いので、PC作業が得意な人におすすめです!
製薬メーカーと病院の架け橋になれる治験モニター(CRA)
製薬メーカーに代わって、治験の進行をするのが「治験モニター(CRA)」です。
前述したCRCは医療機関側の支援をする仕事ですが、CRAは製薬メーカー側を支援する仕事です。
医療機関が問題なく治験を実施できているか確認することが仕事です。
具体的な仕事は次のとおり。
- 契約書の作成
- 医師や看護師、CRCへ治験の説明を行う
- 症例報告書が正しく書けているかのチェック
- 業務報告書の作成(症例報告書と別)
- 有害事象が起きた場合は、その報告対応
CRCと異なる点は、CRAは患者さんと直接話すことがなく、医師やCRCが記入した症例報告書から患者さんの状態を知ります。
また、CRAが担当する医療機関は全国にあるので、基本出張が多い仕事です。
仕事は大変ですが、新薬の上市に携われたら達成感があり、とてもやりがいのある仕事です。



出張が多いので、マイルが貯まりやすいというメリットもあるよ。
医薬品の問い合わせ対応のコールセンター
製薬メーカーや医療機器メーカー、医薬品卸のコールセンターでも薬剤師は活躍できます。
病院や薬局からの医薬品の問い合わせに対して、適切な情報を提供します。
薬剤師として、コールセンターに問い合わせをしたことがある人も多いのでは?
具体的な業務は次のとおり。
- カスタマーサポート
- DI業務
カスタマーサポートは、医師・薬剤師からの問い合わせに答えたり、患者さんからの感想・意見・要望などを受ける仕事です。
またDI業務は、医薬品の情報を収集・管理することです。
学術担当として、社内スタッフの研修を担当することもあります。



デスクワーク中心で残業が少なく、ライフワークバランスがとりやすいのがメリットです!
医薬品の物流管理を行う卸薬剤師
医薬品卸で管理薬剤師として働く方法もあります。
医薬品卸の各営業所には管理薬剤師を置かなければならず、全国で働く場所があるのもメリットのひとつです。
具体的な業務は次のとおり。
- 薬事管理
- DI業務
- 品質管理チェック
- MSや社員への教育指導
薬事管理とは、麻薬や毒薬、劇薬などが法律に従って納入されているかを確認します。
また、社内の医薬品倉庫での薬品の保管状態をチェックしたり、麻薬が適切に管理されているかも確認します。
ただ、やりがいは少なく、年収もほどほど(400~600万円程度)というデメリットがあります。
バリバリ働きたくない、ほどほどに働きたいという人向けの仕事です。



残業が少なく、体力も使わないので、子育てしながら働きやすいというメリットがあります。
医薬品の資材作成に携わるメディカルコピーライター
薬や化学の知識を活かして、メディカルコピーライターになるという方法もあります。
医薬品の特徴や使い方をわかりやすく、パンフレットなどにまとめるお仕事です。
作る資料も多岐にわたり、下記は一例です。
- 医薬品の製品情報概要
- 効果効能のパンフレット
- 座談会等の記録
- MRの研修テキスト
- 患者向け説明冊子
- Webサイトをはじめとする各種デジタル資材等
これらの仕事は薬剤師でなくてもできますが、薬剤師であると転職に有利に働きます。
繁忙期には残業時間が多くなる傾向にありますが、基本PCでできる仕事なので在宅ワークOKな企業が多いです。
将来的に独立することも可能な仕事なので、スキルを身につけたい人にはおすすめの仕事ですよ。



文章を書く力も身につけることができますよ!
薬剤師を辞めて、ちがう仕事に転職するメリット





薬剤師以外の仕事にどんなメリットがあるのか紹介します!
規則正しい生活が送れて、土日に休める
薬剤師は長時間労働の仕事です。
正社員なら朝は開局前の8時台から、閉局の20時や21時まで働いているという人もちらほら聞きます。
また、土曜日に空いている薬局なら、土曜日に出勤もしなければなりません。



独身のときは良かったけど、結婚して子どもが産まれるとこの働き方はつらい!
と感じる人も多いのではないでしょうか。
普通の会社員なら、基本土日・祝日は休みで、お盆や年末年始もゆっくり休めます。
また、17時や18時台で退社できる仕事も多いので、ライフワークバランスがとりやすいですよ。



シフト制から解放されると、毎日のリズムが整っていい感じです!
希望の有給を取りやすい
病院や薬局は人数をギリギリで回していることも多いです。
1人休むと残りの人の負担が増えるということありませんか?
また、繁忙期にはなかなか希望休が取れないことも多いです。
企業でも繁忙期は休みにくいです。
でも、自分で仕事量を調節すれば、休めることも多いです!
(休みたいところの前後で残業を増やして、仕事を片付けておくなど。)
また、企業は法令遵守意識が強く、有給の半分以上はその年に消化しないといけない。など決めているところもあります。



私は企業から薬局に転職してきましたが、薬局の休みにくさに一番驚きました。
「正社員が理由なく休むこと=ワガママだ」と考えている薬剤師にも会ったことがあります。(極端ですが)
有給は社員の権利なので、しっかり休んで、メリハリをつけて働くことがおすすめです。
職種によっては在宅やフレックス勤務が可能
薬剤師という仕事は、どうしても出勤しないと仕事が回りません。
だから、在宅ワークやフレックス勤務などは夢のまた夢です。
企業勤めの業種の場合は、在宅勤務やフレックス勤務が認められていることが多いです。
たとえば、CRAやメディカルコピーライターなどは在宅ワークとフレックス勤務が可能です。



企業勤めでも出社必須の職種もあるので、求人情報はよく見るようにしてね。
薬剤師を辞めて、ちがう仕事に転職するデメリット





転職しても、やっぱり薬剤師の方がよかった!ってならないか心配。
と心配な人に薬剤師以外に転職するデメリットを紹介します。
デメリットはあるけど、経験があればいつでも薬剤師に戻れるのが薬剤師の強み。



企業への転職は年齢的なタイムリミットがあるので、早めに転職するのがおすすめです。
給料が下がる可能性がある
薬局やドラッグストアで管理薬剤師をしている人は、年収600万円以上ある人も多いはず。
でも、未経験で新しい仕事を始めると給料が前職より下がることがあります。
とくに薬剤師は一般の給料水準より高めなので、年収400万円程度まで下がる可能性も。
給料が下がっても、「やりたい仕事ができる」「18時に退社できる」「在宅ワークができる」などのメリットもたくさんあります。
メリットとデメリットを見比べて、自分が納得できる転職をスタートさせてくださいね。



一般企業でも長年勤務して昇進すれば、年収600万円以上も十分狙えます。一旦下がる、というイメージです。
薬の知識やスキルが落ちる可能性がある
医薬品に関わる仕事をしていたとしても、企業勤めでは薬剤師ほど頻繁に問い合わせや勉強会はありません。
企業で働くと自社製品や疾患は詳しいけど、他の領域はまったく知らない。ということもしばしば。
私も薬剤師の国家試験に合格して、ある程度薬の知識は持っていました。
しかし、新卒でCROに入社。
その後は、日々の業務に追われ、自分の担当疾患以外の知識は抜け落ちてしまいました。
薬剤師に復帰するときは、またイチから勉強をし直しました。
いくら今、薬の知識や調剤のスキルがあっても、使わなくなってしまうとどんどん記憶から抜け落ちます。
また、薬剤師として働くときに、スキルを思い出したり、知識をアップデートする必要があります。



薬のスペシャリストは、やっぱり薬剤師として働いている薬剤師だと実感しました。
やりがいが少ないと感じるかも
薬剤師の仕事は、患者さんの服薬状況を確認して、薬や生活習慣をアドバイスします。
患者さんから「おかげで体調が良くなってきたよ!」と言ってもらえたりします。
また、薬剤師指名で健康相談をされた時は、「患者さんから頼られている」とやりがいを感じますよね。
一方で、企業で働いていると、患者さんから直接感謝されることはほとんどなくなってしまいます。
(直接感謝されなくても、医療に貢献していることには間違いないのですが。)



患者さんとのコミュニケーションが好きな人は、少し物足りなく感じるでしょう。
薬剤師以外の仕事に転職するコツは?





薬剤師以外の仕事したことないけど、大丈夫かな?
と心配な人に、薬剤師以外の職業へ転職するコツを紹介します!
薬剤師の知識を活かせるヘルスケア業界で転職する
薬剤師以外の職業でも、医薬品や医療機器などヘルスケア業界に絞って転職するのがおすすめです。
というのも、中途採用では即戦力を期待して、採用を決めるからです。
第二新卒(大学卒業後3年以内)なら、まったく分野の違う職種でもポテンシャル採用してくれるところもあります。
しかし、30代頃からの転職ではどんなスキルを持っていて、どのように業務に活かせるかが重視されます。
薬剤師の強みである薬や化学の知識を活かせる職種に転職しましょう。



どうしてもやりたいことがあるなら、ヘルスケア業界以外に挑戦するのもアリです。
職務経歴書や面接で自分の知識や強みをアピールする
今の自分のスキルや強みをしっかり言葉でアピールしましょう。
例えば、PCを使って薬の在庫管理をしているのなら、正確なデータ入力や確認作業が得意なことが強みとして書けます。
また、エクセルなどを使って業務改善したなどの経験があるなら、そのエピソードも書くと良いでしょう。
薬局勤務でかける強みは次のようなことです。
- 薬の幅広い知識
- 患者さんや医療関係者とのコミュニケーション能力
- 薬の在庫管理能力
- 薬の欠品などの対応能力
- 調剤の作業効率化
書き方は「〇〇が得意です。」とだけ書くよりは、具体的なエピソードを添えて書く方が伝わりやすいでしょう。



強みがないと思う人でも、今までの経験で何か得意なことはあるはず。自分の経験を洗い出してみて!
転職サイトに登録して、とにかくたくさん応募する!
薬剤師は就活をほとんど経験しておらず、1社受けて合格した。という人もたくさんいます。
かくいう私も今の薬局へは1社だけ受けて、2日後には内定をもらうほど楽な転職でした。



資格職は就職はめちゃくちゃ楽!一般企業はそう簡単に採用されません。
基本的には、何十社も応募して書類選考に通るのが数社。
さらに面接に通るのが1,2社というくらいの倍率です。
どの企業に縁があるかわからないので、気になる求人には片っ端から応募してみましょう。



転職エージェントの担当者と協力することで、企業へ後押ししてもらえて、書類選考突破率が高まりますよ。
薬剤師以外の仕事におすすめの転職エージェント3選





薬剤師が薬剤師以外に転職するときにおすすめのエージェント3つをまとめました!
大手・優良企業が集まる『doda』
CMでお馴染みの『doda』は、大手や優良企業が集まる求人サイトです。
医療業界の求人もありますが、IT業界から建設やメディア、金融、小売など幅広い職種の求人が見れることが特徴。



薬剤師以外をしてみたいけど、他にどんな仕事があるのかわからないな。
という人はdodaで求人を見てみると、やりたいことが見つかるかもしれませんよ。
\幅広い企業の求人が見れる/
治験コーディネーターの転職に強い『ファルマスタッフ』
今までの経験を生かして医療業界で働きたいけど、薬剤師は嫌という人は、ファルマスタッフがおすすめです。
ファルマスタッフ=薬剤師の転職と思われがちですが、治験コーディネーターや治験モニターなどの求人もあります。
医療業界の転職に特化した求人サイトなので、エージェントも医療業界に精通していることがポイント。
エージェント自身が医療業界の仕事を理解しているので、面接や履歴書の書き方などを的確にアドバイスをくれますよ。
\治験コーディネーターへの転職に強い/
20~50代前半までの転職をサポートする『アポプラス薬剤師』
アポプラス薬剤師も、医療業界の企業の求人情報を取り扱う求人サイトです。
普通の転職サイトは20代〜30代をターゲットですが、アポプラス薬剤師は20〜50代前半までの転職をサポートしてくれます。



ちょっと年齢が上なんだけど、転職するか悩んでいる。
という人は、アポプラス薬剤師の転職エージェントに相談してみてもいいかもしれません。
薬剤師の求人もたくさん集まっているので、薬剤師と薬剤師以外の両方の求人を見比べてみたいという人にもおすすめですよ。
\転職相談や求人閲覧は完全無料/
まとめ:自分らしく働ける仕事を見つけよう


薬剤師の仕事が辛かった人が、薬剤師以外の仕事なら輝けるということがあります。
もし、薬剤師が向いていないなと感じるのなら、薬剤師以外の仕事に目を向けてみてもいいかも。
人生のうちで仕事に費やす時間はかなり長いです。
貴重な時間を自分のやりたくない仕事やつらい仕事に使ってしまうのは、とても勿体無いこと。
自分がやりたいことや向いてる仕事を見つけて、自分らしく働きましょう。



そして、もし転職を考えているのなら、早めに動くことが成功の秘訣です。頑張って!