あやきむこんにちは、2児の子育てをしながら薬剤師をしているあやきむです。
薬剤師の仕事に飽きることありませんか?
私は、結構な頻度で飽きたりしています(笑)
そんな時に、私がどうやって立ち直っているのかを紹介します。
「もう薬剤師、飽きた」と感じる瞬間



まず、私が薬剤師飽きたな〜!!って感じる瞬間を紹介します。
毎日同じ仕事の繰り返し
私が一番薬剤師の仕事を飽きたと感じるのは、「毎日同じ仕事の繰り返し」だからです。
周りの薬剤師の友だちに聞いても、ずっと同じことをしてて飽きるという話をよくききます。
調剤薬局では、ピッキングや鑑査はルーティンで、患者さんの顔ぶれも同じです。
そんな時に
「私はこれから何十年も同じことを繰り返して生きるのか?」
と少しうんざりしています。
患者対応やクレームで疲れた
飽きた、とは少し違うかもしれませんが、大変な患者さんの対応にあたった時、大声で怒鳴られた時は薬剤師の仕事が嫌になります。
毎回窓口で怒鳴りつけてくる患者さんもいて、その患者さんが来る時期になると、だんだん憂鬱になることも。
もう仕事に飽きたし転職しよっかな、と今まで何度も思いました。
やりがいよりもストレスが増えてきた
未経験から薬剤師を始めた時は、日々できることが増えていき、仕事に対する自己肯定感も増えていきました。
また、スキルアップしていると実感できたので、薬剤師の仕事がとても楽しく感じていました。
しかし、育児や家庭の関係で正社員からパートになり、仕事の範囲も狭まり、最近は以前よりスキルアップを感じなくなりました。
午前中の数時間をやり過ごすのみ。
そうなると、やりがいは減ったのに、ストレスは以前と同様に感じるようになり、仕事は面白くなくなってきました。
スキルアップの道が見えない
パート薬剤師を選んでいる、という理由もあるかもしれまん。
毎日同じことをしていて、仕事面で前進している感じがしなくなりました。
もちろん、働く時間を増やしたり、正社員に戻れば、また仕事面で前進を感じられるかもしれません。
しかし、家庭も重視したいと思っているので、これ以上働くという選択肢は今の私にはありません。
こうなると、スキルアップもしないし、30代の貴重な時間を仕事面では無駄にしているなぁと感じることがあります。
薬剤師に飽きる理由を整理してみよう
ここまでは私が薬剤師の仕事に飽きる理由を紹介しました。
この記事を読んでくれているあなたも、おそらくどれかには当てはまるのではないでしょうか。
ここで、なぜ薬剤師の仕事に飽きたと感じるのか整理してみましょう。
成長実感がなくなっている
6年も大学で学ばないといけないし、薬剤師になる人は上昇志向がある人が多いと思います。
大学では日々新しいことを学び、自分の成長を感じていたはず。
しかし、現場に出るとどうでしょう。
「薬を袋に詰めているだけ。」と言われるほど、薬剤師の仕事は単調です。
(大きな病院に勤めている場合は違うのかもしれませんが、少なくとも町薬局では仕事は単調です。)
そのため、自分の停滞感を感じて、仕事が嫌になっているのではないでしょうか。
この場合は、ステップアップするためにもっと大きな職場や企業などに転職を検討してみるのが良いでしょう。
もしくは、今の職場で自分ができる仕事の範囲を広げられないか、模索してみるのもいいです。
人間関係・職場環境に飽きた
「薬剤氏の仕事に飽きた」と思っていても、実は人間関係・職場関係が嫌になっているだけの場合もあります。
お局がいたり、職員同士の仲が悪かったりすると、仕事というより職場が嫌になりますよね。
一度、自分は自分の職場に対してどう感じているのか、心と向き合ってみましょう。
薬剤師の仕事ではなく、人や環境が嫌だと思っているのなら、やることは一つだけ。
転職して、もっといい環境を探してみましょう。
やりたいことが変わってきた
今薬剤師をしている人の中には、高校生だった時の自分が薬学部に入ったから、なんとなく今まで薬剤師をしてる人も多いのでは?
でも、高校の進路選択から薬剤師として働くまでの期間は7,8年近くありますよね。
その間に「薬剤師の仕事ってあんまり興味がないかも。」と思いが変わるのは普通のことです。
もし、あなたが20代や30代と若いのであれば、全く違う仕事にチャレンジするのもありです。
40代や50代、それ以上であれば、薬剤師の資格を活かしながら、別の仕事ができないか考えてみましょう。
意外と探すと「この仕事って面白そう」と思えるのがあるかもしれません。



知っている人で、60歳を超えてから職種を変えた人もいます。
チャレンジ精神はとても大事!
私が「飽きた」と感じた時にやっていること
とにかく同じ職場で耐えて働く
私が飽きたと感じたらやることは、まず「耐える」です。
どんな職場や仕事でも波があり、いい時もあれば悪い時もあるからです。
それに、ホルモンの周期のせいで、自分がイライラしやすかったり落ち込みやすかったりする時期もあります。
飽きたと思っていても、大抵は数週間働いたらまた楽しく働けています。
なので、まずは耐えて「本当に飽きたのか?」と自問自答します。
在宅ワークを持つ
私は正社員の頃から、薬剤師以外の仕事を持つようにしていました。
種類は、ライターやブログ、SNSなどです。
薬剤師以外の仕事もすると、薬剤師の仕事に飽きても別の仕事あるしいっか。と思えるのです。



心に余裕ができて、逆に薬剤師の仕事を楽しめたりします。
思い切ってやめる
二つ前で耐えるというのを紹介しましたが、人間関係が悪い職場でない場合に限ってです。
私は今まで人間関係が最悪な職場に2度遭遇しました。
そんな時は、思い切って辞めました。
辞めたことで、自分に合った今の職場に転職することができたし、思い切った決断をして良かったと今でも思っています。
「飽きた」気持ちを前向きに変える3つの方法
働き方や仕事を変えてみる
薬剤師の仕事に飽きて耐えられない!となったら、働き方や仕事を考えてみましょう。
家庭やお金事情が許すなら、正社員からパートや派遣になってもいいでしょう。
もしくは、違う科の門前薬局行ってもいいかもしれません。
企業への転職に挑戦してみるもありです。
人生は一度きり。
薬剤師の仕事に飽きて、もしやりたいことがあるなら挑戦することをお勧めします!
副業・資格など新しい挑戦を始める



転職するほどではないんだよね。
薬剤師の仕事に思い入れもあるし。
という方は、副業や新しい資格を検討してみて。
副業も資格もスキルアップに繋がります。
スキルアップすると、今までと違った視点で物事が見れるようになり、薬剤師の仕事にも活かせますよ。
一度休んで“距離”を取る
仕事に飽きたし、全然前向きになれない・・・という方は、ちょっと心と体がお疲れモードになっているのかも。
一度仕事を休んで、ゆっくり家で過ごしたり、旅行に行ってみたりしてもいいかもしれません。
職場が許してくれるなら、有給で1~2週間休んでもいいです。
休めない職場であれば、思い切ってやめて数ヶ月休んで、また就職するのもありです。
薬剤師は資格職なので、空白期間があってもすぐに正社員で就職できるので、思い切って休んでみましょう。
まとめ|飽きるのは“終わり”じゃなく、“変化の始まり”
「飽きた」と思えた自分を責めずに、新しい働き方や小さな挑戦を見つけていきましょう。
それが薬剤師としての“次の一歩”になるはずです。



薬剤師に飽きても、薬剤師資格は取ってて良かったと思います。
うまく付き合いながらいきましょう。







