- ママ薬剤師が再就職や転職で悩む「志望動機」の難しさを提示
- 記事を読むメリット:例文があり、そのまま参考にできる
悩める薬剤師薬剤師に復帰しようかと思うけど、転職時の志望動機って何書けばいいの〜!お金以外に理由なんてないよ〜!
と悩んでいませんか。
転職や就職活動のたびに、頭を悩ませるのが「志望動機」。



今回はそんな志望動機の例文集を作ってみました。そのままコピペしてもOK!もしくは、アレンジして使っていただいても大丈夫です!
ママ薬剤師が志望動機で悩みやすい理由
なぜママ薬剤師は志望動機に悩むのでしょう。
- 子育てなどでブランクがあるから
- 勤務条件(時短勤務・扶養内など)の制約があるから
- 志望動機に「家庭の事情」を書くか迷うから
独身ならば、「あれやりたい・これやりたい」と意欲を見せられます。
一方で、ママ薬剤師だと、意欲を見せて仕事が振られて、家庭に影響が出るのは嫌な人も多いはず。



仕事も家庭も大事にしたい。バランスが難しいから、悩みますよね。
志望動機の書き方・書くときのポイント



私は転職エージェントの人に志望動機がよく書けていると褒められました。その時意識したことを紹介します。
自分の強みを正直に書く
まず、自分の強みを正直に書きましょう。
私の場合は、前職が薬剤師でなく、CRAでした。
人と関わる仕事だったので、いろんな立場の人と話せるということが強みでした。
志望動機には、「コミュニケーション能力」を強みとして書きました。
ちなみに、私はすごくコミュニケーションができるわけではありません。
だけど、「いろんな人と話せることは話せるな。」と思ったので、こう書きました。
具体的に自分は前職でどういったことを気をつけていたか、周りに褒められていたかを思い出して書いてみましょう。



この時に謙遜は不要!しっかり強みを伝えましょう。
強みを仕事にどう活かせるか考える
次に、前述した強みを応募する仕事にどう活かせるか考えてみましょう。
私の場合、「コミュニケーション能力」としたので、患者さんといろんな話がしたいと伝えました。
仕事をした時に、強みを「具体的に」どのように活かせるか書くのがポイントです。
活かせる強みを書く=職場に貢献できる、ということです。
強みと強みをどう活かせるかを書けると志望動機は完成です。
私は、〇〇という強みがあります。
前職では、〇〇の強みを活かして、〜〜といったことを経験してきました。
この〇〇という強みを、貴社の△△という場面で活かしたいと思い、貴社を志望しました。



ざっくりですが、このような流れで書けばOKです。次に実際のテンプレートも用意しているので、参考にしてみてください。
おまけ:最後に文章はAIに整えてもらう
最後はChatGPTやGeminiに志望動機を見てもらうと、綺麗な日本語に整えてくれます。
同じ内容でも綺麗な日本語の方が「できる」印象を与えられるので、余裕のある人は使ってみましょう。



この時、個人情報は打ち込まないように注意してね。
ママ薬剤師の志望動機例文(シーン別)



やっぱり自分で志望動機書けないよ〜!
という方に、志望動機の例文を集めました。
コピペでもいいですが、自分用に内容をアレンジして使ってみてください。
調剤薬局での志望動機例文
出産・育児を経て数年のブランクはありますが、薬剤師として地域の患者さまに寄り添った服薬指導を再び行いたいと考え、志望いたしました。貴薬局は在宅医療やジェネリック医薬品の取り扱いなど、地域に密着した医療に力を入れておられる点に強く惹かれました。子育てとの両立のため時短勤務を希望いたしますが、限られた時間だからこそ集中して業務にあたり、正確かつ丁寧な調剤を心がけてまいります。
時短勤務を希望する場合は、最後の一文を付け加えてください。



薬局は地域住民の人との交流の場。患者さんを近くで支えたいことを全面にアピールしてOKです。
ドラッグストアでの志望動機例文
これまで調剤薬局での勤務経験を積んでまいりましたが、出産・育児を機に一時離職いたしました。日常生活に密接したドラッグストアの現場で、医薬品だけでなく健康食品や日用品の相談にも対応できる薬剤師を目指したいと考え、志望いたしました。お客様一人ひとりの生活に寄り添い、健康を支える役割を果たしていきたいと考えております。



OTCが初めての場合は、OTCは地域住民の方をより近くで支えられる点をアピールすると印象が良いでしょう。
病院薬剤師での志望動機例文
これまで外来調剤の経験を中心に積んでまいりましたが、出産・育児に伴うブランクを経て、より専門性を高められる病院薬剤師として再スタートしたいと考え志望いたしました。病棟業務やチーム医療に参加し、患者さまの治療を薬学的視点からサポートできる点に強く魅力を感じております。時短勤務を希望いたしますが、限られた時間の中でも責任を持ち、正確な調剤・情報提供を行いながら、チームの一員として貢献してまいります。
やってはダメなNG例
薬剤師の転職は資格職なので、一般的な転職よりは決まりやすいです。
とはいえ、いくつかやってはいけない例もあるので、紹介します。
- 家庭事情をアピールしすぎる → あまり働いてもらえないかもと落とされる原因に。
- 時短勤務を強調しすぎる → これもあまり働いてもらえないかもとマイナスな印象に。
- 仕事を通じて学ぶといった表現 → 仕事で教えてもらうという姿勢がマイナスに。
ママ薬剤師にとって、家庭の事情や時短勤務はしっかり伝えておきたいポイント。
しかし、入局前からアピールしすぎると「家庭を優先されすぎて、働いてもらえないかも?」と思われてしまいます。
条件はしっかり伝える必要がありますが、志望動機欄にはどのように職場に貢献できるかに焦点を当てて書きましょう。



条件交渉に自信がない場合は、転職エージェントを通じて交渉してもらうと良いですよ。
志望動機がどうしても書けないときはどうする?



どうしても志望動機が書けない!他の経歴欄も全然書けないよ〜!
というときは、潔く転職エージェントを活用しましょう。



転職エージェントは、薬剤師の転職をサポートしてくれるサービスです。薬剤師は無料で使えます。
ちなみに、私も転職エージェントを通じて転職に成功しました。
転職エージェントは、こちらの要望を聞いて、条件に合う薬局や病院を見つけてくれます。
さらに、履歴書の書き方をサポートしてくれたり、年収や勤務条件の交渉を代わりにやってくれたりします。
転職エージェントを使ったことがない方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
薬剤師の転職サイトおすすめ5選!現役薬剤師が失敗しない選び方と活用法を解説
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まとめ:志望動機をうまく書いて、転職を成功させよう
ここまでいろいろ書きましたが、「基本的に薬剤師の転職は成功しやすい」です。
よほど人気な職場を選ばなければ、条件が合い、性格に問題がなさそうであれば、採用される傾向にあります。



だから、気負い過ぎなくて大丈夫!
「自分の強み」「強みを活かして、どう職場に貢献できるか」を伝えれば、問題ありません!
もし、落ちてしまった場合も、それは条件が合わなかっただけで、自分に問題があったわけではないと、前向きに次に進みましょう。



ママ薬剤師の転職、応援しています!ファイト!







